通常の上場銘柄の場合、
株価は株式市場で取引されている時価になっています。
しかし、
これから公募や売り出しされる新規公開株の場合、
まだ時価というものが存在していません。
そこで、
新規公開株の価格を決定する際には、
ブックビルディング方式が採用されることになっています。
ブックビルディングの「ブック」は予約、
「ビルディング」は積み上げを意味しています。
つまり、
買いたい人の需要をまとめて積み上げて
価格決定するということ。
新規公開が決まると、
最初に幹事証券会社が、
仮条件(売り出し価格の上限と下限)を決めます。
投資家はそれを受けて、
一定の期間の間に購入希望価格と希望株数を申し出ます。
その後、
証券会社と発行企業が投資家の需要をまとめて発行価格を決定。
発行価格が無事に決まると、いざ購入!
しかし、
実際には購入希望者が多数押し寄せるため、
抽選が行われることになります。
この抽選倍率がなかなかのもの。
簡単には当たらないというのが実情でしょうか。
(当たれば、かなりの確率で大きな利益が出ますよ)
ここまでご覧になっていただきありがとうございます!
⇒ 人気ブログランキング